三浦春馬という生き様

現在は治癒しましたが、私は長い間片方の耳の鼓膜に穴が開いており、聞き取りにくさに難儀していました。
ドラマなどで、俳優が話すセリフがクリアに聞こえないこともしばしばで、あんまり観なくなっていました。
低い音が聞き難かったので、ぼそぼそとしゃべる男性には閉口していたものです。

きちんとした俳優さんはトレーニングをされていて、低音でもはっきり聞こえます。
でもアイドル主演となると(偏見ですが)聞き難く、お年寄りのイライラの気持ちがよく分かります。

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「自分も年寄り・・・」

三浦春馬さんは若く、美しく、そしてクリアな発声で、治癒前の私でも観ていた俳優さんでした。
過去形で言うのが悲しく、本当に残念です。

コロナ禍で台所事情が苦しい芸能にあって、パンパンのスケジュールをこなしていたと聞きます。
事務所にとっても救いの神の一人でしょうが、ストイックに仕事をこなすタイプの彼に、かなり無理をさせていたのではないでしょうか?
例え本人があれもこれもやりたいと言ったからって、事務所のマネージメントに問題がなかったとは到底思えません。

アミューズは大手事務所の中でも、マネージメントのみならず制作も携わる最大手の会社と聞きます。
後が怖いのか、テレビを観てもネットを見ても芸能関係者でアミューズを非難する人は皆無ですが、人をごまかすことは出来ません。
他のタレントの美辞麗句でことを納めるのではなく、社長が顔を出して何か言うところではないかと思います。
責任者の務めです。

キンキ―ブーツの高い評価はもちろんですが、ドストエフスキーなんぞを演ってしかも客を呼べる俳優がどれだけいるというのでしょう?
海外の演出家にも認められ、近い将来はブロードウェイというところまで来た彼を、もっと大切にして欲しかった。

以前林真理子さんのエッセイに、あるアイドルのライブでの出来事がかかれていました。
喉の調子が悪く、酷いパフォーマンスの彼女が「今日は調子が悪くって・・・」と言い訳すると「〇〇、頑張ってー!」とファンが声援を送っていて、ファンでもない林真理子さんは白けたという内容でした。

身内のようなファンに囲まれ、ゆるいパフォーマンスに甘んじていたかつてのアイドルは、三浦春馬という生き方に何を感じるでしょうか?

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「生き方というか、生き様・・・」





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