テレビの役目、テレビの力

テレビって一時期ホント観なくなっていました。
面白くなかったもん。
私が観るといえば、BSの旅番組や歴史解説ものなど、非常に限られていました。

2289FADB-EF94-4613-A21E-7EC98820D8CF.jpeg
「ボク、世界ネコ歩きは大好き」
そうだったね。

でも、最近ドラマがまた盛り返してきたな~という印象を受けています。
「麒麟が来る」や「半沢直樹」など、重量感たっぷりのものや社会派ドラマ、ラブコメも脚本が良いと楽しいものです。

三浦春馬さんが亡くなって、その事を引きずるように動画配信サイトでは、彼の過去のドラマや映画が上位に来ているそうです。
私も観ています、キラキラの笑顔を求めて・・・。

そんな中、撮影途中で彼の死にあい、お蔵入りもささやかれていた「おカネの切れ目が恋のはじまり」が8話から4話に短縮し、放送されることになりました。
脚本家、スタッフ、俳優・・・大変な作業だと思います。
夫が亡くなった直後、自分を鼓舞しながら仕事をしていた頃を思いだしました。
辛くて厳しくて、でも笑って・・・。
ラブコメとあって、気持ちとテンションのギャップが心配です。
オペラ「道化師」で、哀しみを堪えて笑わせるための化粧を施す場面が思い出されます。

ネットでは、三浦春馬さんの最後の演技が放送されるとあって、たくさんの喜びの声。

昨夜はNHK「世界はほしいモノにあふれている~旅するバイヤー極上リスト~」も放送され、三浦春馬さんの輝く笑顔がまぶしかった。
番組の最後に三浦春馬さんへ「ありがとうございます」とテロップが出ました。
多くの人がこの配慮に感じ入りました。
「ありがとうございました」ではなく「ありがとうございます」の進行形に・・・。

コロナ禍は落ち着くどころか、またまた吹き荒れるのかという不安。
30歳の若い死も、時世を表しているかのように悲しく、空しく、多くの人を寂しさで溢れさせていました。

しかしテレビの役割として、彼の選んだ自死という選択を称えることは出来ませんが、彼の生きてきた足跡を偲び、輝きを称えることは非常に大切なことだと思います。
多くの人が「もっと観たい」と言わしめた彼の演技や笑顔を、放送する決断と勇気に感謝です。

この先行き不安なコロナ禍の中で、笑顔も涙も感動も伝える力がテレビにはあるということを、もう一度思いだしています。

41F74067-D6A3-4C84-8DD8-646EA4967ABA.jpeg
「ありがとう」


この記事へのコメント


前のページにもどる