天外者~美し過ぎる生き方~

観てきましたよ、春馬君最後の主演映画「天外者」

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美しく、激しく、駆け抜けるような疾走感のある映画でした。

話題の殺陣も凛として素晴らしかった。
よく時代劇で観る殺陣とは少し違い、まさに薩摩示現流を思わせる殺陣。
薩摩示現流は最初の一太刀で相手を切るので、発する殺気はすさまじいそうです。
その殺気が出ていて、「凄い、この人時代劇初主演?」と感嘆してしまいました。

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「パンフレット、売り切れてたね」
そうなの~!悲し~!!

映画の前半は、後の時代を牽引していく偉人たちの弾けるような青春群像。
後半は五代友厚の、並外れた活躍。

五代友厚の数々の偉業のたった一つとっても、普通の人間なら一生をかけた大事業になったはず。
この人は何人分の人生を生きたのでしょうか?

彼は嫌われることも恐れず、武士の世の終わりを推進するひとりとなりましたが、時代に取り残され、散って行った武士たちのことは決して忘れてはいなかったのですね。
西郷隆盛と違う生き方ですが、同じ価値観だったのでしょう。
時代に乗り遅れた人々を踏み越えて行かないと、日本は列強各国の植民地になる・・・だから五代友厚の判断は正しい。

しかし彼らを忘れていない。
だからたくさんの大事業を次々と成し遂げても、財産と言えるものは残さず、死後借金さえあったといいます。

こんな美しい生き方、出来る人はいない。

朝ドラの「あさが来た」を観ていて、子どもが「へ~、五代友厚だ」と言いました。
知ってんの?教科書に載ってた・・・という会話がありました。
私の時代の歴史の教科書には載っていなかった。

「名もいらぬ」と言った五代友厚ですが、日本はあなたを忘れてはいけないのですよ。

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そんな生き方をした漢がいたということを・・・。

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