とびしま海道、御手洗の「新豊」
コロナ禍でけっこう久し振りのランチとなりました。
古い格子の向こうから、潮の香りが漂います。
三味線のバチが飾ってあり、御手洗が賑やかな港だったことが偲ばれます。
古くからの風待ち、汐待ちの港で、薩摩藩や琉球通史、北前船の宿泊もあったとか。
ランチもやっぱり美味しい!
刺身はプリプリ、天ぷらはサクサク、お吸い物は魚のアラのお出汁、ご飯にはおこげもあって・・・素直に美味しいんです。
腹ごなしに散策。
歴史の古い御手洗には、菅原道真が大宰府に左遷される際に寄ったという記述もあり、そこが天満宮となっています。
天神さんといえば、主を慕うあまり京から大宰府に飛んで行ったという、飛梅伝説があるくらい梅の名所のはずですが、昨今は桜が多いよう。
ここも桜が寒そうに冬越えをしていましたが、正面にはやはり梅。
香り高い白梅です。
こうでなくっちゃね。
青空に伸び行く紅梅の枝。
梅の向こうにはレモン畑。
くっきりとしたコントラストが島らしい。
たわわに実っています。
ちょっと辛いことのあった娘、最初は口数少ない状態でしたが、島に着くともう饒舌。
やっぱりここは、癒し効果抜群です。
あちこちにある販売所で、八朔とレモンを購入。
いちごもありました。
確かな春の訪れの味です。
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