猫神家の一族

3月22日、弊社は50周年を迎えます。
商工会議所からの通達で、法人化して50周年であることを知らされ、会社の略歴を記すことになりました。
(人に言われて知るという不甲斐なさ)
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そこで確認したことは、なんと夫の祖父である間次郎が、この地で「間商店」を創業して来年11月で100年になるということ。
原爆投下で一時は業務廃業になるも、その後義父が頑張って再興を果たし、夫が引き継ぎ事業拡大を図り現在に至ります。
(あんまり拡大してないけど・・・←夫、ゴメン)

大正13年という年は関東大震災の次の年です。
現在でも大震災の次の年はまだ経済が不安定で、気持ちの切り替えも難しい。
そんな時に人生のターニングポイントを掲げた次郎さんの、その心に寄り添ってみたいものです。

長男(義父)が大正10年に生まれ、その後次男が大正11年、三男が大正13年に生まれています。
子供を3人授かり、一念発起の起業だったのでしょう。
その後二人の女の子にも恵まれ、従業員を抱え、戦争が無ければどれほど幸せな人生だったかと思います。

現在ボンクラ息子が大阪で働いています。
広島よりずっと大きな規模の街での仕事は、きっとやりがいもあるのでしょう。
それはそれで息子の人生ですが、最近私は息子が「帰ってやってみたい」と思うような会社にしたいと考えるようになりました。

もちろん現在勤める会社にも大恩があり、良い形にならないといけませんが・・・。
しかし近い将来息子は帰ってくるべく、弊社の仕事内容や経理内容などを遠隔ながら学んでおります。
インターネットってありがたい!

私は自分でそんな気持ちになったのだと思っておりましたが、実は次郎さんの心のままに動いてるのでは・・・?
100年というあまりに象徴的なタイミングに、そんなことを考えました。

「犬神家の一族」で、亡き犬神佐兵衛翁に操られていたのではという、松子さんのよう・・・。

えっ?私、殺人事件を起こす?

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「大丈夫、ウチは犬神家と違って小さいから」
・・・と我が家の猫神が申しております。

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