人こそロマン ~藤井壮太とWBCメキシコ戦~

藤井壮太棋士と侍ジャパンの栗山監督の戦い方を見て、ふと思うことがありました。
データやAIが駆使された現場の、最後の部分の決定。

「答えはすべて己の内にある」という言葉を思い出しました。
深い深い思考の末に、答えが見つかるというもの。
常人では考えられない深い思考を得るには、ある人は断食を、ある人は何日もの座禅を・・・。
無になってひたすら自身の内に入っていく状況は、自分を追い込んだ末に到達できる境地なのかと思います。

ある人は「悟り」と言い、ある人は「神の声を聴いた」と言い・・・宗教的で理解が及ばないのですが・・・。

藤井壮太棋士が、AIの予想をひっくり返す一手を突然打つ場面も「天才だから」で片づけられない何かを感じます。
将棋のプロ自体、常人が到底及ばない天才集団なのですから。
その中にあって、また最近はAIが見つめる中「とても及ばない」一手が彼の頭脳の中から出てくる奇跡。
宇宙のような脳内の中から探し出したとも感じる、壮大な一手でした。

2016年に日本一になった頃の栗山監督のお姿と比べると、今回のWBCでは「ゲッソリ」という表現がふさわしいほど痩せていた氏が、どこまでご自身を追い込んだかは想像できませんが「野球の神様が教えてくれた」と語るのを聞くにつけ、その境地に達したのだなと思いました。
痩せていながらも眼光だけはメラメラと、鋭くフィールドを見つめる姿は、千日修行中の僧侶のようでした。

膨大なデータを取り込みそれをAIに判断させたとして、あの準決勝メキシコ戦での村上選手のヒッティング指示になったでしょうか?

発展した現代にあっても、海も宇宙もほとんどがわかっていないそうです。
そして人間もその多くが解明できていない。

人こそロマン!!

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「ITリテラシーが無いママの逃げ口上に聞こえる」
ギクッ!




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