やられちまったよ、小娘に!
事務職求人、点検及び配送スタッフの求人、共に業界一の大手に掲載。
他社よりお値段お高めだけど、閲覧数も高い。
特に事務職の応募は順調に進み、12月に採用を決定いたしました。
他の方々にお断りをし、各書類を送り、メールで質問事項にも答えていました。
ちょっとぉ、若い子が来るんだから、そこ片づけてよ、綺麗にしておいてよ・・・とあれこれ気づかい、1月15日の初出勤の日を迎えます。
みんな、温かく迎えてね、丁寧に教えてあげてね。
「ここまではサクサク進んだね」
・・・来ない・・・あれ??
事故かしら?インフルエンザで唸っているとか?
電話を何度も鳴らし、メールやメッセージを送り、砂を嚙むような時間が過ぎます。
そしてこれが世に言うドタキャンだと悟る頃には午後を大きく過ぎていました。
募集媒体の担当者に連絡を入れましたが、入社後のことは関与できないとのこと。
入社後って初出勤もまだなのに・・・。
「そういう方は他社様の媒体も含めて一定数いらっしゃいます」だって。
「他社様の媒体」だってそういうことあるよ、と暗に含んでるのがわざとらしい、フン!
閲覧数が一番多くたって、こんな輩をブラックリストにも乗せずにいるって、闇雲に数を稼いでるだけじゃん!
ただの数字のマジックでしょ!
「今後またお手伝いできることがございましたら」って、無いわー!!
また掲載料支払うなんて、もう無いわー!!
現在は売り手市場。
弊社のような零細企業は人材確保に四苦八苦です。
企業の人材難は募集媒体にとって商機でしょう。
でも、企業って人間が作るものですよ。
会社の何たるかもわからない小童や小娘が、不誠実を当たり前に繰り返す土壌を作って、その先は何なのでしょうね。
他の会社へ行きたいのならそれでもいいのです。
口頭が体裁悪いのなら、メールだってメッセージだっていいのです。
事故じゃないか病気じゃないかと社員たちが真剣に心配していたのを思い出し、あなたのことを考えていた人たちがいるのだよと言いたいけど、伝えたところで1ミリも感じないでしょうね。
弊社をドタキャンした小娘の履歴書には、ビジネス専門学校で取ったであろう多くの資格が書き連ねていました。
地に足の着いた地道な学校生活が伺え、面接での印象もあり、今でもドタキャンされたことにポカンとしています。
アピールポイントに「社会の基本マナーを身に着けてきました」とあり、笑うとこか?と思ってしまいました。
あのね、マナーって面接を切り抜けるための小技のことじゃないんだよ。
若い子が一人で一生懸命生きてるのかもしれないけど、どういう人と一緒に仕事がしたいか、考えたことがある?
少なくとも不誠実な人間とは一緒に仕事はしたくないよ。
上手くだまして行ける?
世の中も大人も、そんなに甘くはないよ。
「でも、すっかりやられた」
今度は大谷君がアンバサダーのあそこかな?
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