これが柔道?

湧きに沸いてるオリンピック。
あいにくの雨の中でも開会式は見事なアート性で、さすがフランス!
セリーヌ・ディオンの久々の歌声に涙が出るほど感動し、柄にも無く「愛こそ全て」などと語り、古のヒッピーかとツッコミが入る始末でした。

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「お金が全てのくせに」

メダルが取れた選手もそうでない選手も、拍手喝采の思いは一緒です。

そして先陣を切りつつ、メダルも期待できる柔道日本!
オリンピックの時しか熱心に観ないのに、自分の中の日本人としてのアイデンティティを掻き立てられ、素人のくせに「勝てば官軍」の柔道より「美しい柔道」を求めてしまう。

で、フランスのリネール!
100キロ超級の金メダリストで3連覇を成し遂げた、まさにキング・オブ・ジュードー。
あえて柔道と漢字表記したくない選手です。

フランスの英雄的存在で、聖火の点火に選ばれた人だけど、その柔道スタイルはなんだかな〜。
ガシッと組んで、投げて回して一本を決める事を目指す日本柔道とは違うものでした。
体格にも恵まれ、本当に強い選手なのに、残念でなりません。

フランスでは子供たちの習い事どして、柔道は人気があるそうですが、ホンマかいな!
あれを見て、勝つためなら正々堂々なんてやってられるか、と学ばせたいなでしょうか?
とっても強い選手なのに、なんでかな~と不思議に思ってしまいます。

リネールはオリンピック3連覇について、「尊敬する野村さんに近づけて、光栄です」と試合後殊勝に語ったそうですが、一緒にするな!と、言いたい。

ノルマンディー上陸作戦記念式典で、殊勲者はイギリスとアメリカなのに、なぜか中央で1番の功績のようにしていたフランス大統領だっなあ、、、。

なんか通じる、、、。

フランス大好きだけど、パリジェンヌは素敵だけと、柔道を獣道に変えないでと、切に思いました。

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「ロスでは斎藤立くんが、ぶん投げてくれることを祈って」

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