5月20日に卵巣癌の組織を取るべく腹腔鏡手術手術をいたしました。
「癒着してるだろうから」と医師から言われたのですが、幸運にも癒着は無く、卵巣・卵管を取ることが出来ました。
細胞を検査し、最近よく聞く遺伝子レベルの検査にも回し、退院後4日目にして1回目の抗癌剤治療。
「治るんだ、治すんだ」
初めての体調変化、ダルさや関節痛。
私の場合、アレルギーによる湿疹もひどく、2回目の治療は1週遅らせて皮膚科の診察も致しました。
初期の乳癌も見つかり、どうなっちゃうの私・・・でも不思議と落ち着いていて前向きです。
1回目の抗癌剤治療の1週間後、ごっそりと髪の毛が抜けました。
このことについては覚悟も出来ており、「来たか!」といった感じ。
63歳という年齢もあるのでしょう、若い子だったら悲しいだろうなあ・・・。
眉毛やまつ毛も薄くなり、「犬神一族のスケキヨ?」
若い頃は星飛雄馬のような眉だったのに、薄くなったアイブロウに時間がかかってしまうとは・・・トホホ。
でもいつかは生えてくるのだから、今は命!
当初、腹部から肺まで播種が広がっていた癌細胞。
手術が出来ない状態でした。
しかし、悪運は強い私。
抗癌剤がとてもよく効いて数値が良く、MRIとCTの結果も良好なので当初の予定を3回で切り上げ、手術をすることになりました。
癌が一番沢山ある胃の大網の切除と、あと肉眼で見える癌細胞の切除です。
腹腔鏡ではなく、腹部を切るのは高校生の時の盲腸以来。
8月20日・・・ちょっと怖い気はありましたが、「手術が出来る」までになったことに晴れ晴れとした気持ちでした。
「手術が嬉しいって、変態か」
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